関西大学人権問題研究室とホワイトリボンキャンペーン・KANSAIのコラボ企画「親密な関係における暴力をなくすために―男性・若者に非暴力の輪を広げる―」が10月31日開催されました。
原健一さん(佐賀県DV総合対策センター所長)、茂木美知子さん(NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネットこうべ理事)、山口季音さん(至学館大学ライフデザイン学部専任講師)にご登壇いただき、DVの様々なタイプや背景、中高生への暴力防止教育の実践例、男性から女性への暴力と、児童虐待、いじめ、体罰、男性同士の暴力とのつながり、などについてたくさんの示唆に富む話をしていただきました。
登壇者とフロアのみなさんとの白熱した議論を通して、非暴力の輪を広げていくために必要な取り組みとして、学校での早期からの啓発、地域での世代を超えてた学びと交流、「言葉の暴力」に敏感になること、生きる「力」を奪われた人々が暴力ではないフェアな関係性の中でエンパワーしていけるよう支援すること、などの大切さを確認し合いました。