ホワイトリボンキャンペーン(WRC)とは?


女性に対する暴力をなくすために、男性が主体となって取り組む世界的な運動です。いまや、世界50か国以上に取り組みが広がっています。

女性に対する暴力を
振るわない!
許さない!
沈黙しない!


ホワイトリボンは、
女性への暴力(DV・性暴力など)を選ばない、
私たち男性の意志です

11月25日は“ホワイトリボン・キャンペーンDAY”
1999年国連総会は11月25日を女性に対する暴力撲滅のための国際デーとすることを宣言しました。

1989年12月6日の午後、銃とナイフを持った1人の若い男がカナダのモントリオールにあるエコール・ポリテクニーク大学に侵入し、女性の権利拡張への反対を叫びながら女子学生ばかり14人を殺害し、自殺を図りました。彼の行為は、カナダの国民に大きな精神的打撃を与え、女性に対する暴力の問題の深刻さを世界中に知らしめました。

それから2年後の1991年、この事件の深刻さを重んじたカナダの数人の男性たちが、自分たちは男性として、女性に対する暴力に反対の声を上げる責任があると決意しました。彼らは、女性に対する暴力に反対する意思の徴としてホワイトリボンをつけることを男性たちに呼びかけました。

これを受けて、カナダ全国で約10万人の男性がこの呼びかけに賛同してホワイトリボンを身につけ、多くの男性たちが女性に対する暴力をなくすための議論に加わりました。

こうして、11月25日(女性に対する暴力をなくす国際デー)から12月6日(モントリオール事件の被害者を追悼し女性に対する暴力に反対する行動を起こすカナダの国家的記念日)までの期間、ホワイトリボンキャンペーンが開催されるようになりました。
⇒ホワイトリボンキャンペーン・KANSAIが提唱する“非暴力系男子”へ